山本ねじが選ばれる６つの理由
当社は新潟県に自社工場を有しており、切削加工品の約6～7割は内製生産しています。生産品の多くは、重電・産業プラントおよび自動車向けの高い精度が要求される部品です。工場では、最大でΦ330×1800mmのボルトを生産する能力を有しています。小ロットや短納期、注文量の変動など、きめ細やかな対応が可能なのも自社工場ならではの強みです。
1929年創業の当社は、90年の歴史を誇る老舗のねじ商社です。「工販」という社名が示すとおり、生産機能と商社機能の両面からボルト・ナットの専門的なご相談にお応えしています。特に重電・プラント向けのボルト・ナット・スタッド類に関しては独自の強みを有しており、お客様の要求内容が市場流通品で対応可能か、特注での製造が必要なケースなのか等のアドバイスが可能です。最近のケースでは、特殊ねじの分析や試験などを通じて、輸入品の国産化を実現した事例もございます。ボルト・ナットでお困りのことがあれば、是非とも当社にお声かけください。
鋼材証明書 (ミルシート) 、検査成績書、寸法記録書、製造検査要領書など、必要書類が多岐にわたるケースでも安心してお任せください。専門知識と蓄積したノウハウを武器に、多様な要求事項にも柔軟に対応いたします。
当社の売上のうち、ねじ規格品は20％ほどで、取扱品のほとんどは図面品や特殊品です。当社の顧客は大手の重電・産業プラント・機械メーカーが中心で、様々な特殊形状部品に対応してきました。90年の歴史とともに積み上げてきた図面品や特殊品の取扱実績が当社の強みです。お客様への見積回答では「既存設備による内製」「機械導入による内製」「部分外注化」「全外注」など、様々な選択肢を用意し、合理的な判断によるベストな提案を心がけています。
当社の基本方針は、内製と外注の並行活用です。当社のメイン顧客である重電・産業プラント業界や機械メーカーは需要の変動が大きく、さらに短納期が多いため、すべてを内製で生産対応するには限界があります。そこで当社では、内製と外注をバランスさせることで、需要の変動や特急品にも柔軟に対応してきました。
一定比率を外注することで、協力企業様との間に信頼関係を構築しています。
また自社工場があることで、品質・価格の両面において合理的な判断の下、常にレベリングすることを心がけています。
当社は製造メーカーですので、独自の品質保証部門を有しています。検査工程では、現品票によって検査手順や過去トラブルを明確にするようシステム的に管理しています。また品質手法においても、大手メーカーより検査技術やノウハウを移植することで、高度な品質要求に応えられるよう品質管理を強化しています。
工場検査室にはマイクロスコープ、粗さ輪郭測定器などの検査設備を有しています。品質認証においては「I S O 9 0 0 1 」の取得はもちろんのこと、大手メーカーの認定工場でもあるため、原子力向けの品質管理やその他特別管理についても対応可能です。
