技術事例

放電加工

「放電加工」とは、工具と加工物との間に放電によるスパーク (火花)を発生させ、その火花の熱 (約6000℃) によって金属を溶かす加工方法です。
通常の切削加工では難しい超高硬度素材の加工や、複雑な形状の加工が可能です。また、バリや変形が少ないという利点もあります。

大型旋盤

2017年11月の新潟燕工場拡張にあわせ、大型CNC旋盤「森精機 NL3000/2000」を導入。これにより、1mを超える長尺品・太径品の高精度加工が可能になりました。

加工範囲:呼び径φ300以下 長さ1,500mm以下

薄肉加工

シール部品は液漏れ防止のため真円度が重要ですが、一般的な3ツ爪チャックでは把握時の圧力によって製品が「おむすび型」
に歪んでしまいます。厚肉加工品では許容範囲内の歪みも、薄肉加工品では命取りに。
6ツ爪チャックは圧力を分散させ、6方向から均等に力を加えるため、3ツ爪に比べ歪みが少なくなり、真円度100分の5を確保
しています。

加工範囲:φ40~200

表面仕上げ技術

電力設備向けの油圧部品は高い表面品位を要求されます。当社では手作業による最終仕上げ加工を社内で実施しています。

熱処理済み材の切削技術

S45C、SCM435、SNC631等の材料では、焼き入れ・焼き戻しHB371(HRC40)以下の硬度指定の製品も、当社では熱処理済みの材料から加工を行います。そのため「生材→加工→熱処理→仕上げ」のステップが短縮され、短納期対応が可能となります。
また公差についても「0.01公差」の製品を得意としており、表面粗さは研磨無しでRa1.6、仕上げ処理でRa0.4が可能です。

素材ノウハウ

顧客要求別に柔軟な対応が可能です。
例えば、同じSUS304の材料でも「ミガキ材」や「センタレス材」などの違いによりそれぞれJIS番号が異なっており、ミルシート(材料証明書)は高炉メーカーごとに特徴があります。
当社では原子力や各種プラント、発変電、ASME、ASTM等の厳重管理部品の製造実績があり、JIS番号、機械的性質の記載、試験片サイズ、素材状況の記載等の有無について、豊富な知識と経験を有しています。